【例年より高い熱中症リスク!熱中症対策は万全ですか?】
暑くなってくると連日のように「熱中症」についてのニュースが報じられますが、特に今年は梅雨が短かったこともあり暑さが厳しい日が続いていますね。
日中は気温が40℃近くまで上昇することも珍しくなく、熱中症の対策をどうしたらいいのか悩んでいる方も多いのではないかと思います。
熱中症は子どもや高齢者がかかるイメージがあるかもしれませんが、その一方で更年期の女性も熱中症にかかりやすいリスクが高いと言われています。
熱中症のリスクは新型コロナウイルスのリスクよりも大きいとの声もありますので、しっかりと熱中症の対策をおこなっていきたいですよね。
そこで今回は、どうして更年期は熱中症にかかりやすいのか、そして熱中症にならないためにどのような対策を施していくべきなのかをご紹介していきたいと思います。
【更年期になるとリスクがあがる熱中症!あまり知られていない理由とは?】
夏の大敵と言われる「熱中症」ですが、今年のように気温が高い日が多くなれば自ず(おのず)と熱中症のリスクは上昇します。
まだ新型コロナウイルスの流行が続いており感染対策が叫ばれる中、周りに人がいない野外ではマスクを外すことが推奨されていますよね。
重症化しにくくなったとはいえ、新型コロナウイルスの感染よりも熱中症のリスクケアの方が優先順位が高くなっているのは、それだけ熱中症の危険性が高いということを示しています。
そんな熱中症ですが、熱中症にかかってしまう理由は幾つかあります。
最近は季節の変化が激しく、一日単位で最高気温が8~10℃変わることも珍しくないため、体が環境の変化についてこられないというのが主な要因です。
他にも、水分摂取が圧倒的に足りていなかったり、クーラーなどといった温度調整の技術が進化したことで汗をかく機会が減って体内の体温調節が上手くできなかったりといった要因もあります。
しかしその一方で、更年期の女性に特化した熱中症のリスクも存在します。
更年期の女性に特化した熱中症のリスクとは、『ホットフラッシュ』です。
ホットフラッシュとは、女性らしい身体づくりを助ける女性ホルモン「エストロゲン」が低下することにより、身体の体温調節がうまく機能できなくなってしまう症状です。
具体的には、体内にこもった熱を上手に放出できなくなったり、突然大量の汗をかいたり、お風呂の入り過ぎで起こるのぼせのような症状が起きたりします。
ホットフラッシュにより体温調節が上手く働かなくなるということは、そのまま熱中症のリスクに繋がってしまいますので、更年期の方は熱中症にかかりやすい時期であると自覚して対策を施すことが重要となります。
【更年期のホットフラッシュ対策はホルモンバランスが重要】
更年期特有の熱中症リスクとしてホットフラッシュをご紹介しましたが、ホットフラッシュは体温調節が上手くできなくなる症状であるため、対策をしっかりと施していくことが重要となります。
主な対策としては、サプリメントなどの摂取によって女性ホルモンのバランスを保っていくのが一番です。
普段から更年期の症状に悩まされている場合は、女性ホルモンの減少が著しい可能性もあるため、まずは婦人科などで女性ホルモン量を測定することをお勧めします。
あまりにも女性ホルモンが減少している場合は、ホルモン補充療法という選択肢も出てくるので、ついでに医師に相談してみると良いかなと思います。
ただホルモン補充療法は5年が目安と言われるほど長期的な治療となるため、熱中症の対策としては長期的な取り組みとなってしまいます。
【すぐできる更年期の熱中症対策は「冷却」!】
更年期特有の症状としてのホットフラッシュに対しては、長期的な治療としてホルモンバランスを安定させることが重要となります。
しかし今年の熱中症対策となると、もっと短期的な対策が必要となりますよね。
今年の厳しい暑さを乗り切るのであれば、「冷却」が非常に重要な対策となります!
血液の通り道となる血管を効果的に冷やすと、血液の温度が上がりにくくなるため、体温調節をサポートすることに繋がります。
そのため、脈拍がとれるような皮膚が薄いところを冷却するのが効果的です。
身体の部位だと、手首や首の付け根、ひじの内側や脇の下、ひざの裏側などがお勧めです。
冷やす際には、冷やす面積が広い方が効果も高まりますので、『速攻冷却』が良いかなと思います。
『速攻冷却』はガツンと叩くだけで冷感が得られるので、すぐ冷やしたい時に期待に応えてくれます。
使った後は冷凍庫で冷やせば再使用が可能なので、常に冷凍庫に3つほど常備しておきたいアイテムですね!
【今年は熱中症のリスクはとても高いので万全な対策を!】
今回は、熱中症のリスク、特に更年期特有のリスクとしてホットフラッシュについての対策をご紹介しました。
今年は気温が高い日が多いこと、そして一日単位の気温差が激しいことなどから、例年よりも熱中症のリスクは高くなっているように感じます。
連日のように救急車で熱中症患者が病院へ運ばれていくニュースが流れていますが、決して他人事ではありません。
ホットフラッシュの対策としては、長期的な対策であればホルモンバランスの安定化、短期的な対策であれば体外からの冷却が重要となります。
今年の夏を乗り切るのであれば、体外からの冷却は必須となりますので、『速攻冷却』を常備して万全な対策を施しましょう!